2022シーズン第2回合宿レポート@志賀高原

一言で言うと本合宿はひじょうに収穫の多い合宿でした。

最初は参加者が3人と少なく寂しい気もしました。また普段の講師派遣ではなく、ファルコンの一般のレースキャンプへの参加ということでなんとなくは予感していましたが、やっぱりバーンはジャイアント‼︎しかも2日間とも‼︎

初日午前中はジャイアントの上だけだったのでまだよかった…
阿部さんの講習を思い出しながら、無難にこなしましたが、午後からは下の急斜面。急で固くて日陰で暗いジャイアントにつき、案の定、大苦戦。落とされるは、途棄やら、曲がれない、ゲートくぐれないわと散々でした。
にもかかわらず、2日目は上から下まで通しでのトレーニングと…
疲れ切った足を温泉で癒しながら、「最後まで持たない…」、「途中で一旦止まって体制整えて滑り直すか…」などネガティブな意見が飛び交う状況でした。
それを知ってか知らずか、Nさんがミーティングで滑りの改善のポイントを教えて下さり、2日目の最初は基礎練を2時間ほど入れてくれました。
雪の呼吸 壱の型 目線
雪の呼吸 弍の型 骨盤の向き
雪の呼吸 参の型 脇の下支点
これだけ何とか理解し、ジャイアントに突撃。完走は無理だろうと思ってゲートに入ったものの、滑っているうちに「あれ、行ける」と感じ楽々、完走。曲がれる、落とされない、余裕が出来るとなり、ひじょうに楽しい2時間のジャイアント、フルコースとなりました。足もほとんど疲れていないんです。午後もジャイアントで構わないと思っていましたが、許容出来る状況になったのか、西館でのスラロームにて谷回りのポイントなど教えていただきました。

気分良く温泉に浸かり、Hさんは帰途に。
Yさんと私は翌日に練習も兼ねてフリーして気分良く、怪我なく、たいした疲労もなく合宿を終えました。

振り返るといろいろな斜面、厳しい斜面に臨まないとごまかしが効いてしまうので本来、習得すべきことがなかなか身につかないのだろうな…と感じられました。
ようやくファルコン流の入口が見えた気がします。

個人的には少し残念ですが、講師派遣ではジャイアントはないそうです。でも来年も楽しみにしております。

2022年01月25日